大原扁理さんの「年収90万円で東京ハッピーライフ」を読みました。
節約本ではありません
タイトルに「年収90万円で〜」とありますが、節約の本ではありません。
大原さんは無理のない範囲で国産やオーガニックの食材を使い、一汁一菜の玄米菜食を基本としています。野草なども調理して食べているそうです。
良い食材を使用
食費を安くするために、安い食べ物を選んでいないところも素晴らしいです。
今日食べるものが、10年後の自分の健康を作ってると思えば、ちょっとぐらい良い食材を買って自炊したって、結果的には安いものだと思うんです。
自炊が一番安上がりだし、健康のためにも良いですよね♪
安いものには理由があるし、日本は食品添加物の基準が緩いので、自分で作るのが安心だと思います。
群ようこさんの小説「れんげ荘」でも、働くのをやめた主人公が安アパートに住み、自然食品店で食材を買います。
多少高くても、体によくないものを食べて病気になって医療費がかかるよりは安いと思います。
腹6分目で体が軽い
腹6分目なのも素晴らしいです。少食は冷えとり健康法でもオススメされているし、健康の肝だと思います。
空腹だと、たしかに体が軽くて良いのですが、私は食い意地が張っていて、なかなか少食にするのが難しいです。。。
夕飯を早く食べてしまうと、翌朝の目覚めのすっきり感がハンパないです。空腹で目が覚めるときの爽快感ったら。あの気持ち良さのために、満腹にはしたくない。お腹が空っぽだと体が軽くて動きやすい、というのが実感。わたしは常に腹6分目ぐらいにしておくと実に調子がいいのです。
粗食や「食事は自分に合ったものを」とか、本質を分かっている人だと思います。
毎日のことだから、テキトーにやっているところも良いと思いました。
スコーンの作り方も載っています。牛乳を塗るときの「んぺとし」というオノマトペが面白いです。
図書館でたくさん本を読んでいらっしゃるからか、文章も読みやすく面白いです。