暑い時期はしょうゆとみりんをよく使います。
私は夏の主食がそうめんなのですが、めんつゆを作るのにしょうゆとみりんを使うからです。作り方は簡単で、しょうゆとみりん1カップずつと、だし2カップを煮立てるだけです。
酒類のみりんよりも値段が安いので、みりん風調味料「味の母」を使っていますが、昔ながらの製法で、手間隙かけてじっくりと醸造した本みりんを見つけました。
日本最古のみりん蔵の最高傑作の本みりん
安永元年(1772年)創業の「九重味淋」は、日本最古のみりんメーカーです。
原材料には、国内産水稲もち米、米こうじ、本格米焼酎のみが使われています。
創業当時から受け継がれる昔ながらの製法で、手間隙かけてじっくりと醸造した本みりんです。
もち米だけで作られる自然な甘みと豊富なうま味は格別で、料理をよりいっそうおいしく仕上げてくれます。
本みりんの調理効果
本みりんを使うと、砂糖などでは得られない上品な甘味がつきます。
上品な甘み
本みりんの甘味の主成分は「ブドウ糖」で、砂糖に比べると後味がよく、さっぱりとした上品な甘さを持っています。砂糖の糖分はショ糖だけですが、本みりんにはブドウ糖など9種類以上が含まれており、さっぱりしているだけでなく、コクとまるみがあって深い味わいの甘みになります。
アルコールの働き
本みりんに含まれるアルコールは、煮くずれの原因となるペクチンを溶けにくくして、煮くずれを防ぎます。
また、食材への味の浸透を早めて均一に仕上げてくれたり、魚などの生臭みを取り除いたりしてくれます。
焼色と照り艶
糖とアミノ酸が加熱されることで、きれいな焼き色に仕上がります。
お料理においしそうなてり・つやがつきます。糖が素材の表面に被膜をつくり、水分やおいしさを保ちます。
本みりんを使うと、料理がおいしくなりそうですね。ご飯を炊くときや、お菓子作りにも使えるそうです。
私も使ってみたいです♪