冷えとり健康法を始めるきっかけとなった服部みれいさんの新刊を読みました。
波乱万丈の奮闘記
「わたしらしく働く!」は、服部みれいさんが育児雑誌の編集者として仕事をスタートし、約2年半の雑誌編集部員を経てフリーランスのライター&編集者となり、30歳代後半でマーマーマガジンを創刊し、出版社を立ち上げるまでの約20年間の仕事についてふりかえっている本です。
後半には、服部みれいさん自身が仕事をする上で気をつけていることや仕事の知恵が24個紹介されています。
マーマーマガジンのコンセプト
服部みれいさんは、「目に見えない世界と、目に見える世界をひとつにして表現する」ということを考えてきたそうです。
冷えとり健康法とオシャレが結びついて、冷えとりガールのスタイルブックが出来ているのは、そういうところからだったんだなと思いました。
知恵の伝授
ターゲットとなる人物像については、下記のように書いてありました。
現代社会にうまくなじめないと感じている人、メインストリームには出てきづらい情報を得たい人、自然と調和した暮らしを望む人、目に見えない世界へのシンパシーの高い人、不器用だけれと自分らしく生きたいと思っている人、生きていくための生きた知恵を知りたい人、本質的な豊かさを求めている人、ほんとうの意味でしあわせになりたい人、自立して生きたい人、あたらしい価値観を得たい人、その場その場にあたらしい風を吹かせるパワーのある人、調和的な社会をつくっていくリーダー的存在の人たち。
そういった人たちが、そうっとマーマーマガジンをあけると、ふだん自分がしみじみと感じていたけれど明文化されていなかった世界観や、あたらしい豊かな知恵が溢れている、そうして、自分が自分自身でよかったんだと背中を押されるような、そんな本にしようとこころに決めていました。
たしかに、マーマーマガジンで取り上げていることはメインストリームには出てこない情報だし、知恵というものが継承されにくい時代なので、貴重な雑誌だなと思います。
本当のエコ
TBSで放送されていたドラマ「重版出来!」でも、返品された雑誌が断裁される場面がありましたが、服部みれいさんは、マーマーマガジンを創刊するときに、「決して断裁されない本を」と決めていたそうです。
決して断裁されない本を、とも決めていたんです。
紙をエコ紙に、インクを環境に配慮したインクに、ということももちろん大切なことですけれど、一冊一冊の本が、本当に読者にしっかりと読まれて、捨てられない本にしたかったのです。保存したくなって、また時を経て読んでも、古くならない本。
それこそがエコだと考えました。
そこまで考えられていたとは、素晴らしいと思いました。
重版出来!
ちなみに「重版出来!」はマンガも面白く、ドラマも素晴らしかったですよね♪ 服部みれいさんも見ていたようです。私はテレビを見ないので、録画して見ました。オダギリジョーさんがカッコ良くってステキでした(*´艸`*)
感想
面白くて、一気に読んじゃいました。
私も、好きなことを仕事にしたいなと思いました。少しずつでも、そうなれるように行動していこうと思います。