由井寅子さんの「インナーチャイルドが叫んでる!」を読みました

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インナーチャイルドのケアについて知りたかったので、
「わたしの手帖」に載っていた本を読んでみました。

由井寅子さんの「インナーチャイルドが叫んでる!」です。

ホメオパシーとは

この本は、ホメオパシー(的生き方)を用いてインナーチャイルドやアダルトチルドレンを癒す方法が紹介されています。

ホメオパシーは、

サミュエル・ハーネマンという方が200年前につくりあげた自然療法です。

日本語では「同種療法」と訳され、レメディーという濃縮した砂糖玉を摂ります。

私は10年近く前に横森理香さんの本で知り、花粉症対策のレメディーを試したことがあります。その時は症状が出てから飲み始めたし、効き目はありませんでした(^_^;)

インナーチャイルド

インナーチャイルドは心に傷をかかえた内なる子どもです。
ホメオパシーでは似たようなレメディーを摂って、原因と向き合って治していくようです。

自己免疫疾患

我慢しすぎると、自己免疫疾患になるようで、由井寅子さんは潰瘍性大腸炎になったそうです。服部みれいさんも潰瘍性大腸炎だったそうです。
私もバセドウ病になりましたが、これも自己免疫疾患なんですよね。

自分を許す

「過去を終わらせて自分を幸せにできるのは、自分だけ」というのが印象に残りました。

まずは自分を許すことです。人ではなくて、自分自身を許せたら、人を許すことなんか朝飯前です。愛されなかった自分はだめなんだと思わないこと。そして父親、母親を許すこと。そうすることで、真に両親からはなれることができるのです。

「感情が乱れた時がインナーチャイルドを見つけるチャンス」ということなので、何かに反応して出てきた気持ちに向き合って、幼い自分に手紙を書くなどして、過去の自分を許すということをするといいそうです。

この本には、由井寅子さんがいらない子として育てられたことや、驚くような体験が語られています。

私も特に母親との関係で、傷ついたことがいろいろあります。自分が大人になって分かるように、親も未熟なところがあったんですよね。
でも、親だからと、言うことを真に受けて、影響から離れるためにずいぶん苦労しました。

アダルトチルドレン

私は家父長制が色濃く残る家庭で育ったので、子供時代を楽しめませんでした。プライバシーなんて無くて、「お父さんが建てた家だ」と言われてドアに鍵をかけることも出来ず、早く大人になりたいと思っていました。実際、大学1年くらいまで、帰省した時の荷物は全部中身をチェックされていました(・_・;)

私は物理的に離れることを選択し、大学入学を機に一人暮らしを始め、地元にはだんだん帰らなくなりました。若い頃は何度も親と衝突しましたが、意見が合わず、聞き耳を持たない両親なので、距離を置くことで自分を守っていました。
昨年亡くなった母が何年も闘病生活をしていたときにもほとんど帰らなかったのは、こういう理由もあります。

インナーチャイルドケア

この本の前に、ホ・オポノポノのインナーチャイルドケアの本「ウニヒピリ」を読んでいたので、共通点を感じました。

最近、子供時代の嫌だったことをたまに思い出すようになり、「ウニヒピリ」で読んだクリーニングをしています。
自分と向き合うのはツライ作業ですが、思い出したときに良い機会だと思って、インナーチャイルドのケアをしたいと思います。

講演をまとめているため、語り口調で読みやすく、具体例も多くてわかりやすい本でした。