服部みれいさんの本「SELF CLEANING BOOK―あたらしい自分になる」を読んだ時に、アーユルヴェーダの知恵で、白湯のことが紹介されていました。
もっと詳しく知りたいと思い、蓮村誠さんの本「白湯毒出し健康法」を読みました。
アーユルヴェーダとは
アーユルヴェーダのアーユルは、「アーユス=生命」という意味、ヴェーダとは、「知識あるいは科学」という意味です。アーユルヴェーダは、「生命の科学」という意味で、インド発祥の世界最古の医学です。
アーユルヴェーダでは、生命を全体としてみて、「その人が(適切な)その全体を取り戻すことが一番大切である」と考えるのです。
3つのドーシャ
すべての人にはドーシャと呼ばれる3つの体質(ヴァータ、ピッタ、カパ)があります。
- ヴァータ(風)
- ピッタ(火)
- カパ(水)
画像は「SELF CLEANING BOOK―あたらしい自分になる」より
白湯はこの3つを完璧に満たす飲み物で、白湯を飲むことで、からだの全体性を取り戻すと、幸福感が得られ、リラックスできると書いてあります。
白湯の解毒力
白湯が体の中の毒出し(=解毒)をしてくれるのは、
・白湯が汚れを洗い流し、内蔵を掃除することができる
・白湯のもつ熱の力で、消化力(=アグニ)が上がる
・からだ全体の代謝力が上がる
からだそうです。
白湯の作り方
- やかんに水を入れ、強火にかけます。
- 換気扇も回します。
- 大きな泡がブクブク出る火加減で、10~15分沸かし続けます。
- 少し冷ましてすするように飲みます。
一度作った白湯を再度沸かすのは、整っていたドーシャのバランスを崩すので作りなおす方がいいそうです。保温ポットに入れておくのはOKです。
また、IHや電子レンジではなく、ガスコンロの火を使うのが良いそうです。
沸騰させることによって、白湯にピッタ(火)の質を込めていくという意味があります。さらにそこへ、換気扇を回すことで、ヴァータ(風)の質を白湯に入れていきます。こうすることにより、水(カパ)に、ヴァータ(風)、ピッタ(火)の質が加わり、完全なるバランスの飲みものができあがるというわけなのです。
朝一番に飲むのがオススメ
最も毒が出やすい朝6時前後に飲むのがオススメだそうです。
朝起きて、白湯150cc程度を5~10分かけて飲む
食事中(1日3回)150cc程度 ひと口食べてひと口すする
体が重い人は食間にも飲むと良い
1日の白湯の適量は700~800ml + 他のあたたかい飲み物
体質チェック
自分のドーシャもチェックできます。
私はヴァータ(風)体質でした。好奇心が強い、知識や体験を広く浅く求める傾向、冷えやすい、などの特徴が当てはまっていました。
ドーシャのバランスが整うと、自然と痩せるそうです。
感想
白湯は特別な道具も必要なく簡単に作れるし、体が若返る、心も元気になるなど良いことずくめです。体調が悪いと白湯がおいしくないと感じるそうですが、私は最初からおいしく感じたので始めやすかったです。
この本には、ドカ食いが減ったなどの体験談も載っています。
私は食べすぎないことが一番難しいので、白湯を飲んで改善したいなと思います。
日中は飲んでいますが、朝一番に白湯を飲んでいなかったので、飲もうと思います(^_^)