北山耕平さんの「自然のレッスン」を読みました

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中村橋のカフェ「kuutamo」で、北山耕平さんの本「自然のレッスン」と「地球のレッスン」を買いました。

北山耕平さんの本

街で始めるスローライフ

そのうちの「自然のレッスン」を読みました。

自然のレッスン

章立ては3つで、
第一部 こころのレッスン
第二部 からだのレッスン
第三部 食べもののレッスン
となっています。

自然のレッスン裏表紙

北山耕平さんは編集者として活躍されていた方です。
この本は、70年代後半から80年代前半にかけて、北山耕平さんが長い放浪の旅の途中で学んだことを書き留めたもので、ネイティブアメリカンの教えなどが書かれています。

ポエム形式

すべてが、詩のように短文で書いてあります。

自然というものを、ひとつの全体として理解するためには、論理的、分析的な左脳に働きかけるだけの論文や長いエッセイよりも、より直感的であり、無意識とも関りのある右脳にむけての「ポエム」としたほうが、ずっと理解がふかいと判断したからです。

たしかに、詩になっているほうが、読みやすくて心に届きやすいかもしれませんね♪

一番印象に残ったのはこのページで、「生きることで悩むひとへ」という文章です。

生きることで悩むひとへ

3月はいろいろなことがあって、まだ心が整理出来ていないのですが、自分には勇気がないのかなぁと思います。

頭寒足熱

ベンジャミン・フランクリン氏の健康の法則と昔のトルコの健康法には、足をあたたかく、頭を冷たくと書いてあります。

フランクリンの健康法

頭寒足熱を心がけ、血行を良くして万病を治す冷えとり健康法と同じことが書いてありました。

トルコの健康法

食べもののレッスンでは、素材別にどんな効用があるのか書かれています。
マクロビオティックの考えと共通しています。

感想

この本は、オリジナルが1985年に角川書店から出版され、長く絶版となっていたのを、太田出版から新装版として復刻するにあたり、ハンディなサイズに変更したんだそうです。

わかっていても出来ていなくて耳が痛いページもありますし、 全部が出来るかといったら難しいですが、手に取りやすいサイズで読みやすい本なので、折に触れて読み返すことが出来て良いと思います。

自然に生きるのは田舎じゃないと出来ないわけじゃないし、都市に住んでいても出来ることはあるので、少しずつ取り入れて行きたいと思います。