私は10年ほど前からスギ花粉症で、花粉が飛んでいる時期は目がかゆくなったり、鼻水が出たり、頭がぼーっとしたりします。
ただ、年齢を重ねるにつれ、だんだん症状は軽くなってきています。
薬を飲まない花粉症対策
なるべくクスリを飲みたくないので、対策としては、マスクをしたり、鼻に花粉ガードを塗ったり、花粉メガネをかけたりしています。
症状がツライ時にはべにふうき茶を飲んだり、花粉症に効果がある泡盛を飲んだりもしています。
花粉症にはレンコンが効くとも聞きますが、毎日摂取しているわけではないし、花粉症対策はその場しのぎです。もともと症状が軽いせいもあるかもしれません。
冷えとり健康法での考え方
以前、図書館で借りて読んだ進藤義晴先生の「病気にならない「冷えとり」健康法 温めれば内臓から元気になる」を、最近買って、また読んでいます。
欧米型の食事が原因
その中で、アレルギー性鼻炎は欧米型の食事が原因と考えられると書いてあります。
戦後、日本人の食生活が欧米型になってきて、食事の偏りがひどくなればなるほどアレルギー性鼻炎が増えているのです。
スギ花粉が悪い訳ではない
必ずしもスギ花粉が悪い訳ではないというところは、冷えとり交流会で進藤幸恵さんがおっしゃっていた、日焼けでシミになるのは紫外線だけが悪いわけではないということと共通していると思いました。
アレルギー性鼻炎は「杉の花粉が原因だ」と言われるのならば、杉の花粉が飛んで来たところは全員が花粉症にならなくてはいけないのに、同じ家に住む家族でも、なる人とならない人がいます。
同じように紫外線を浴びても、シミになる人とならない人がいて、内臓に毒がある人は反応してシミになるということでした。内臓が良くなればシミも消えるそうです。
アレルギー性鼻炎は、その人自身にすでにアレルギー体質があって、そこへ花粉が入ってきたから発作が起きるのです。
花粉症は毒出し
東洋医学では、春は「肝臓の季節」で、排毒の季節とされています。冬場に溜め込んだ毒素が一斉に出てくる時期だそうです。
進藤幸恵さんも冷えとり交流会で、花粉症は毒出しの良い機会だと思って、鼻水やくしゃみなどの症状を止めずに出したらいいんだとおっしゃっていました。
生活の間違いが季節の変わり目のところで、アレルギーという形で出てくるのです。アレルギー性鼻炎は、杉の花粉のおかげで溜まってきた間違いを吐き出させてもらっているわけです。
原因療法の考え方
私の飼い猫は、ペットのホリスティックケアを行う須崎動物病院で診てもらっています。
須崎先生のメルマガにも、花粉症について同じことが書かれていました。
鼻水や目のかゆみがあると、花粉症?と思いがちですが、
- 花粉が鼻で溶けるわけでもない
- 室内に花粉がたまるほど部屋の密閉度が低いとは思えない
ため、何か他の異物(化学物質、重金属、病原性微生物)が混入しているのでは?と考え、
- 生理食塩水ベースの洗浄液で洗眼
- ペットボトル型加湿器で吸入(入ってくる液で洗浄できる)
- 室内に消えミストを噴霧
などの、原因を取り除くための洗浄や室内の除菌で落ち着くこともあるそうです。
冷えとりを始めるまでは理解できませんでしたが、今なら分かります。
外では花粉症の症状が出ないのに、室内だとひどい時があるので、おかしいなと思っていたんですよね…。
毎日のケアが大事
服部みれいさんは冷えとりを始めて花粉症が治ったそうですし、進藤幸恵さんのご主人も、適当な冷えとりで花粉症が治ったそうです。私も冷えとりを続けていれば、治ると思っています。
その場しのぎでなく、毎日のケアで体質改善をすることが大事だなと思います。